忍者ブログ
いや、まぁ…題名の通りですよ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今日は久々に日曜に部活がない日である。

ということで。


ミナ「カラオケに来ちゃいましたぁ!!メンバーは、私、ケイジュ、リョウコ、トモキの四人!なにげに中学から一緒なのよね~。」
ケイジュ「テンション高いな、お前…」
ミナ「ケイジュが低すぎるんだってば!さぁさぁどんどんあげてかないと遅れるよぉ!?」
リョウコ「カラオケなんて…初めて。」
トモキ「さーて何を歌おうか。」
ケイジュ「ってもう入れてるし!じゃあ俺も一曲…」

ミナ「最初はテンションあげる曲じゃないとね!じゃぁいっくよぉー!あーたしさくらんぼぉー!」

歌終了

ミナ「え?何これこわれてんじゃないの?72点って何よ?」
ケイジュ「二曲目は俺か。…(最初の少し長いイントロ)…」

ミナ「何この曲?」
ケイジュ「名作アニメのED。……いーますぐ捨てたい偽りの仮面つーけーたこの自分を」

歌終了

ミナ「は、89点……」
ケイジュ「どんなもんだ。」
トモキ「さて俺はアニソンを。」
ケイジュ「おいおい…」
トモキ「大丈夫だ、みんなにもわかるやつにするから。」

リョウコ「これなら私も…知ってる。」
トモキ「さあみんなで!!せーの!!あんなこっといっいな!でっきたらいっいな!」

歌終了

トモキ「うーんふざけすぎたか。65点とは。」
リョウコ「次は…私…?」
トモキ「こ、このイントロは……!!!」
リョウコ「世界の始まりの日 命の木の下で 鯨たちの声の遠い残響二人で聞いた なくした物全て 愛した者全て この手に抱きしめて今はどこを彷徨い行くの? 答えの潜む琥珀の太陽 出会わなければ殺戮の天使でいられた 不死なる瞬き持つ魂 傷つかないで僕の羽 この気持ち知るため生まれてきた ああああああ!一万年と二千年前から愛してるぅぅ 八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった 一億と二千年後も愛してる 君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない」
トモキ「何でリョウコこれ知ってるの!?しかもうまい…」
リョウコ「……禁則事項……」
トモキ「!?」

歌終了

トモキ「俺の中では100点だよ。」
ミナ「うまかったねー。95点ってすごいよ。」
ケイジュ「まさかの創聖アニメだったな。」



そんなこんなで


朝から


夕方まで


ずっと歌い続け……


ミナ「すっっっっっきりしたああああああああ!!」
ケイジュ「疲れた…」
トモキ「いやーリョウコがあんな歌唱力を持っているとは。」
ミナ「それ今日一番のおどろきだよね!」
リョウコ「あんまり…褒めないで。恥ずかしい…。」
トモキ「いやいや、ほんとに。」


リョウコ(…カラオケって楽しいな……)
PR

朝。

都立神ガ丘高校の登校時間は

8:20

そして現在の時間。

8:00!!!

普通に自転車で走ってケイジュの家からは

20分。

ケイジュ「やべえええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」

そして8:20

先生「よーしじゃあ出席とるよー。天宮ー。ん?いないのか?あまm…」
ケイジュ「はい!!先生、います!!俺ここにいます!!!きっといます!!!!」
先生「あ、うん。でも遅刻な。」
ケイジュ「え、マジ…?」
先生「マジ。」


8:30
授業前の十分間。

トモキ「おーすケイジュ。ノート貸してくれ~。」
ケイジュ「お前、俺が授業中全部寝てるの知ってるよな?」
トモキ「そこをあえて聞いてみたのさっ!」
ケイジュ「ちょっと昼休み剣道場来い。しばいてやっから☆」
トモキ「遠慮しとくぜ☆」

12:30
昼休み。

ケイジュ、爆睡。

トモキ、熟睡。

シズカ、剣道場にて素振り。

ミナ「起きなさい!!」
ケイジュ「ぬぉっ、何かと思った……」
ミナ「あんたそんなに寝て頭痛くならないの?」
ケイジュ「ならん。むしろよくなる。」
ミナ「(なんで私こいつに成績負けるのかしら……)とりあえず、授業始まるわよ。」
ケイジュ「おk、わかっt……Zzz……」
ミナはケイジュの頭をノートで叩いた。

3:15
帰宅時間。

シズカ「……ケイジュ、いい加減部活出なさいよ。」
ケイジュ「胴着持ってきてないし、やる気ないし、いかねえ。」
シズカ「あっそ。」
シズカはため息を一つついた。
「天宮君…ちょっといい?」
ケイジュ「おお、何だリョウコか。」
いきなりケイジュに話しかけてきた彼女の名前は静岡凉子。図書委員をやっていて、そんなにしゃべる方ではない。
リョウコ「みんなから集めてる学級文庫、あなただけ提出してないから…」
ケイジュ「あれ出さないとダメなのか?」
リョウコ「出さないと……一週間一人掃除。」
ケイジュ「うお、それは嫌だな。明日持ってくるよ。」
リョウコ「できるだけ…早めに。」


7:55
ケイジュの部屋
ケイジュ「よし、今日は80レベまで進めるか!!っと、誰だ?ミナからメール?」
ミナ『ケイジュのやってる紅葉のゲーム、私もやり始めたんだ。今は10レベルで、魔法使いだよ~♪』
ケイジュ「あーうん、そうか……まためんどくさい…」

10:00
ゲーム内
ミナのキャラ「じゃぁもぉ寝るね~( ̄○ ̄)お( ̄◇ ̄)や( ̄o ̄)す( ̄ー ̄)ノみ」
ケイジュのキャラ「おやすみー」

ケイジュの部屋
ケイジュ「よし、やっと自分のことに専念できる……」

朝の学校。
都立東神ガ丘高校にて。

「けーーーーーーーーーーーーーーーいいいいいいいいいいいいいいじゅうううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!」
と言って眼鏡で黒髪の男は、もう全く髪型を気にしていないようで、周りからの目を気にせずに走り込んできた。
「な、何だよ一体……」
「これ!ブリ○チの新刊とVジャンプで掲載されてたカラブ○ってやつ!!今日売ってたからさ~、買ってきたんだよ~(泣)あと一冊だったんだぜ?一冊!あーもう超ラッキーじゃん俺……今日はなんかいいことありそうな気がするぜ!!」
「あーうんわかったわかった。」
適当な受け答えをしたのは、天宮慶樹(あまみや けいじゅ)。一部だけ髪の色が違い、先生が注意したが、「これは地毛です。」と言って驚かせた。
いきなり走ってきた青年は、木下トモキ。漢字表記だと艫稀。いわゆるオタク……もとい熱中性があり、家は漫画やゲームで埋め尽くされ、新発売のゲーム(初回限定版)を買うためだけに学校を休んだこともある。
ケイジュ「で?そのためだけに叫びながら学校をひた走り、一番奥の校舎の一番奥のこの教室までフルマラソンしてきたって訳か…?お前ホントに大丈夫か?頭とか。」
トモキ「大丈夫大丈夫。最近はいろんな分野に手を出しててね。ジャ○プやらサンデ○やら深夜アニメやら…でもマガジンだけは好きになれないね。ネギま○とかはマガジンらしいけど、原作読む気にはならん。」
ケイジュ「(´・ω・)フーン……まあどうでもいいんだけどね…俺にとっては。」
トモキ「どうでもいいことないだろう!!!!」
ケイジュ「いや、ホントにどうでもいい。てか寝かせてくれ。昨日も徹夜でゲームしてたから眠くて眠くて。」
トモキ「それはお前が悪いんだろう……」
「あーちょっといいかしら?」
ショートヘアーで赤い髪の女の子が、話しかけてくる。
「おー、何だ?ミナ。」
彼女の名前は清水御那。ケイジュとは幼なじみで、面識が深い。
「いや、なんだじゃなくて…もうチャイム鳴ってるわよ?」
「ふおっ!!!いつのまに……」

先生が出席をとる。

そして一気に昼休み

ケイジュ「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!」
ミナ「相変わらずすごいわね……どうしてあの気合いを勉強に生かせないのかしら……」
ケイジュの眠気が覚めるのは一日に二回。
昼休み、購買に行くときと、部活のとき。どちらもケイジュにとっては大切なようだ。
トモキ「おーオカエリィー。」
ケイジュ「今日は結構込んでたぜ……」
そこに、ポニーテールで茶色の髪の毛をした女の子が入ってくる。目はぱっちり系。
「ケイジュいる~?」
ケイジュ「おーう。」
トモキ「どうした?シズカ。」
彼女の名前は安藤静香。ケイジュやトモキと同じ部で、女子の方の部長をしている。
シズカ「いやね。先生から言われたんだけど、今日他校が試合しに来るらしいのよ。それで、メンバー決めとけって。」
ケイジュ「相変わらずいい加減な人だな…でも、俺はそんなこと言われてないぞ?」
シズカ「同じ部長でもしっかりしてるかしてないかじゃないの?」
ケイジュ「言われてみると確かにそうかもしれん。」

そして放課後っ!

ケイジュとトモキとシズカは剣道部、ミナはテニス部に。

部活の顧問:三上「あー今日は、他の学校きてっから、びしっとするように。まあいつもの通りでいいと思うけどな、試合で負けたら承知しねえからな。」
一同「うい~っす」
三上「返事がだらしねえ!!!」
ケイジュ「あんたがだらしねえ!!」
三上「ほーうケイジュ、お前部長のくせにこの前部活サボったんだっけなあ…?そして何故いつも眠い目をしているのかなあ……お前にだけはだらしないとか言われたく無いんだけどなあ……?」
ケイジュ「アハハ、嫌だな先生、用事ですよ用事。」
三上「ゲームをすることの、どこが用事だあああああああああ!!!!!!!!!!」
ケイジュ「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」
ケイジュはぶったたかれた。そりゃもうこっぴどく。

ケイジュ「んじゃーオーダー発表するけど。イテテ…あの野郎おもいっきしたたきやがって…先鋒、早川龍(はやかわりゅう)。次鋒、宇川広樹(うかわひろき)。中堅、南斗一哉(みなとかずや)。副将、憑河寛人(つくかわひろと)。大将、俺。何か意見は?」
一同は首を横に振る。
ケイジュ「じゃあこのメンバーで。すぐ準備。」

小泉京(こいずみけい)が、トモキに質問する。
「なあ、うちは大将あんな脱力系だけど、いいのかあれで。」
トモキ「あ、そうか。お前入ったばっかだっけ…あいつは必ず勝ってくるから心配ないよ。それより問題はその前でいくら勝てるか、だ。」
ケイ「なるほどねえ……」

大将戦までの結果、2対2で、本数では神ガ丘高校が負けている。
そしていよいよ大将戦。

コートの中に入り、蹲踞をし、構えたところまでは、いつもと同じケイジュだった。しかし、彼の二度目の開眼はここで起こる。

「始め!!」

審判が言う。


ケイジュは立ち上がり、構える。すると、あの眠そうな目はどこに行ったのか。
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
気迫で剣道場が震えた。

相手は萎縮し、動かない。
「メン!!」
「面あり。」
打ち込み稽古のような面であった。
「二本目!」
相手は正気を取り戻したらしく、しっかり構えている。
だが、
「メン!!」
「面あり。」
相手がガードする暇もない。体が消えるほどのスピードで、かつ相手に多大な衝撃を当て、相手は完全に動かなかった。いや、動けなかったという方が正しいか。いつの間にか、相手の攻撃が当たっているのだから。
「勝負あり!」
試合は3対2で神ガ丘の勝ち。

「ありがとうございました!!」

相手の高校は大将だった男を慰めつつ帰って行った。

帰り道

「おう、ミナ。お前も今終わり?」
「あ、うん。」
「んじゃー一緒に帰るか。」
「うん。」


ミナ「今日も試合あったんでしょ?どうだった……って聞かなくても勝ってるか。」
ケイジュ「あったりめえだろ?俺が負けるとでも思ってるのかよ。」
ミナ「ううん。全然。」
ケイジュ「ヘッヘヘ。あーなんか眠いわ。ちょっとそこの公園で休もうぜ?」
ミナ「あんたねぇ…もう少しで家なんだから頑張りなさいよ、ちょっとは。」


第二幕に続くぅ。
忍者ポイント
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[03/11 ネサラ]
[03/10 ネサラ]
[02/05 ネサラ]
[02/01 ネサラ]
[01/31 ネサラ]
最新TB
プロフィール
HN:
あいぴー
年齢:
32
性別:
男性
誕生日:
1991/11/13
職業:
高校一年生
趣味:
何か
自己紹介:
暇なときに徒然に書いていきます
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]