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大「なんか明るいな…洞窟とは思えない。」
イ「でも油断するなよ。いつ敵が出てくるかわからない。」
歩くこと5分。
開けた場所に着いた
???「なんだ貴様。ここに入ってきた奴か。ずいぶんと太っているな。」
大「なんだとぉ……お前は誰だ!」
???「俺はスティングモン。この誇りの門の門番だ。」
大「お前を倒せば、ここから出られるのか!」
ス「いや、この奥にもう一体、究極体がいる。まぁ、お前には無理だろうがな。」
大「何故だ!」
ス「お前には、完全体にすらなれる力がない。ここでは、成熟期にならずに俺を倒す。それが試練だ。完全体以上にならなってもいいがな。まぁ、お前には無理だろう。」
大「なにをぉ……?イシモン、やるぞ!」
イ「おう!」
イ「ミニロック!」
ス「フン。」
大「手ではじかれた?!」
ス「今度はこっちの番だ。スパイキングフィニッシュ!」
イ「うわぁぁぁ!!」
ス「どうしたどうした、成熟期に進化してもいいんだぜぇ?まぁ。その場合は失格だけどな。」
大「死んでもやるもんか!絶対完全体にしてやる!」
ス「フッ、いい心がけだ。」
イ「大地……俺は、大地のそういう負けん気の強いところ好きだぜ。二人で勝とう。」
大「もちろんだ。俺には、誇りがあるんだ!」
「イシモン超進化!メテモン。」
大「これは…完全体進化!」
ス「よくやった。俺を倒して、先に進むがいい。」
大「できないよ、そんなこと。俺たちは、友達になれるはずさ。」
ス「……そうか……じゃぁ、いくがいい。」
大「ありがとう。スティングモン。」
ス「一応名前を聞いておこうか。」
大「大地だ。」
ス「覚えておこう。」
~第十五話終了~
一番右の入り口に入ったようです。
海「……なんか…君が悪いな。早く出たいんだけど…」
シ「海斗、怖くなったのか?俺は全然怖くなんてないぜ」
海「なんだと?怖いものか!」
シ「フフッいつものしゃべり方じゃ無くなってるよ、海斗。」
海「う……まぁいい、進もう。」
???「お前が、ここに入ってきた者か?」
海「誰だ!」
???「俺の名前はガルルモン。ここの門番だ。この、『情』の門のな。」
海「『情』の門?なんだそれは!」
ガ「お前の心の中にある強い感情だ。このほかにも、好奇心、愛、誇り、傲慢、静、剛、美、遊、光の門がある。一緒に来た奴らもそれぞれの門に入っているはずだ。」
海「で、どうすれば通れるのかな?」
ガ「それは簡単。俺を倒すことだ。成熟期にならずにな」
シ「え、ちょ、無理……」
海「やるしか…なさそうだな」
ガ「フォックスファイアー!」
シ「ワードボム!」
シ「ぐわぁぁ!」
海「大丈夫か、シグモン。」
シ「なんとか……」
ガ「フォックスファイアー!」
海(ダメだ、かなわない!)
シ「海斗!!!!!」
海「!!」
シ「君はどうしてこの洞窟に入ったの?成り行き?違うよね。俺にはわかる。海斗は、ZEXがこの世界を滅ぼそうとしている、つまり、ここにいる生き物全てを抹消しようとしていることに、腹が立ったんだ。だから、みんなを救おうと、この洞窟で強くなって、みんなを助けようと思った!」
海「シグモン……」
シ「俺は海斗のために戦うよ。だから海斗も自分に素直になって!自分の気持ちを、捨てちゃダメだ!」
海「そうだ……俺は、みんなを、この世界を、救うんだ!!!!!!!!!!」
「シグモン超進化!!!エプスモン!!!!」
ガ「何っ?」
シ「イニティシールド!」
ガ「完全体に進化したか…それでいい。」
「ナイトブレイド!」
――――
ガ「気づいたか?君たちは試されていたのさ…あそこで成熟期に進化しようものなら、強制送還させたところさ。」
海「完全体はよかったのか?」
ガ「ああ、そのための試練だからな」
海「ありがとう、ガルルモン。」
ガ「君ならきっとこの洞窟を抜けられる。頑張れよ。」
~第十四話終了~
―ジャック編―
「ふん、まだまだだな。」
グレイモンが言った。
「なんだとぉ…俺の力がかなわないなんて…くそ、成熟期にしてやる!」
「アグモン進化!グレイモン!」
「馬鹿が…最初に言ったろう。成熟期にしたら失格だ、と。グレイモン究極進化!ウォーグレイモン!」
「究極体だってぇ?!」
「貴様は強制送還だ…おとなしく元の世界に帰れ。」
―ジェーン編―
「そんなんで私に勝てるとでも思って?」
(サンフラウモン)
「くっ…無理だった…私じゃ無理だったのよ…」
「そうみたいね、ジェーン。諦めましょう。」
「そもそもこんな世界にくるのが間違っていたのよ。だって私は、もっと優雅にならなくてはいけないんですもの!」
「サンシャインビーム!」
「きゃぁぁぁぁ!」
―モッカ編―
あれ?もうやられてたわ。
ということでとばし。
一方、愛馬は……
「なかなか強いな、貴様。」
「俺を倒さなければ、先へ進めないぜ?」
「フン、そんなことわかっている。行くぞコリュウモン!俺にできぬ事などないのだ!」
「貴様の目には光がない!」
「ぐわぁぁぁぁぁ!」
「何故だ…俺が負けるはずがない…この……俺がぁ!!!!!!!!!!」
「コリュウモン、究極進化!キングリュウモン!」
「よくやったぞ、キングリュウモン。これで私たちは無敵だ。ワハハハハハハハ!!!!!」
うわーてきとー
~第十三話終了~
皆さん洞窟につきましたー
おめでとー
洞窟には10個の入り口があり
入り口の前には妖精が。
「わしの名はピッコロモン。ナレーションがやる気無いが気にするなっピ。
これからお前達には、この洞窟に入って、二人の刺客と戦ってもらうっピ。行く洞窟は、エヴォンに従っていけばわかるっピ。健闘を祈るっピ。」
「よし、俺はこっちだ。」
「おれは…こっち。」
「こっちか…」
それぞれ歩き出した一行。
「また、みんなで会おうぜ!」
一番左の洞窟に入ったのは、セツ。
エヴォンに従っていくと。そこには、大きいカブトムシみたいな者がいた。
「誰だ!?」
「わての名はカブテリモン。最初の試験は、あんさんが成熟期にならずにわてを倒せたら合格や。」
「成熟期にならずに倒す…?そんなのできるのかよ!てか何で関西弁なんだよ!」
「できなきゃここで死ぬだけや。関西弁なのは……まぁいいでっしゃろ。」
「くっまぁいいか!やるぞ、バリモン!」
「おう!」
「メガブラスター!」
「ミリサンダー!」
二つの必殺技がぶつかり合い、バリモンが吹っ飛んだ。
「まだまだでっせぇ。」
「くっどうやって成熟期にならずに勝つんだよ………」
「せめて俺が成熟期の上に進化できたら……」
(成熟期の上?そうか、成熟期じゃなければいいんだ。でもどうやって…)
「危ない、セツ!」
「バリモン!?」
「ぼーっとしてると死にまっせ!」
「セツ。あいつ…倒したいよな。」
「ああ、倒したい。そして、次の段階へ進むんだ。」
「だが、次はもっと手強いかもしれないぞ。」
「でも、その手強い奴も倒せたら……」
「ゾクゾクするね。」
「やろう、バリモン。」
「ああ。」
セツのエヴォンが今までにないくらいの輝きを発した。
「バリモン超進化!!!!チャクモン!!!!!」
「進化…した…」
「完全体かいな!」
「俺たちは…前に進むんだ!」
「メガブラスター!」
「ギガティックサンダー!」
「勝った……のか?」
「ああ、おれたちの勝ちだぜ、チャクモン。」
「あーあんさんらよーわかったなぁ…成熟期以外はオーケーって……まぁええわ。先へすすみなはれ。」
「ありがとう。カブテリモン。」
~第十二話終了~
その声の主は、「おらぁワクワクしてきたぜぃ!」でおなじみの、
そして、「若さの秘訣かい?」でおなじみの
あの人の声だった…
「我が名はデュークモン。この世界を守護するロイヤルナイツの一人。お前達が争っている場合では無くなった。」
「どういうことだ…?」
サンドゥルモンが言った。
「お前達が何故、この世界で戦いあうか知っているか…?」
「いや、知らぬ。」
イフリモンが言った。
「この世界を作ったのはZEXといわれる。そして作られたこの世界を守るのは、我らロイヤルナイツの役目。ZEXは、お前達Z-プログラムを作り出し、我が君ZEXは、Z-プログラムの増加に伴う強大さを増していくことをおそれた…そこで、Z-プログラム同士を戦わせれば数が少なくなるだろうと予測した…。」
「しかし、俺たちは自分たちだけでは進化できない。人間の力を借りなければ…」
「昔は自分たちが覚醒したときに進化できたのだ。だが、今は人間の力を借りなくては進化できない。そして、ZEXはもう一つの作戦を実行する予定だ。そろそろ数も少なくなってきた頃合いだ…見計らっていたのだろう。このときを。」
「ZEXは何をしようとしているんだ!」
「そんなに怒鳴るな…我らロイヤルナイツも、普通のプログラムも、お前達も関係なく、全てを抹消し、初期化する…そこからまた作り直すというのが、ZEXの第二段階の作戦だ。」
「なんてことを…」
「お前はZEXの手下なんだろう?ならば、ZEXの居場所を教えてもらう!」
「無駄だ。お前達では私には勝てぬ……さらに言えば、このデュークモンも我が君がやろうとしていることがわからぬ…なぜ我らプログラム全てを初期化する必要があるのか…だから忠告に来たのだ。まずは究極体になる力をつけよ。話はそれからだ。」
「究極体になる力…?なんだ、それは。」
「お前達もわかっているだろう?エヴォンだ。個人のエヴォンがそのもの自身の心と反応したとき、プログラムの進化は行われる…つまり、お前達には、試練が必要なのだ。もちろん、プログラム達もな。」
「わかった。で、その試練とは?」
「飛べる者は空から見えるはずだ。あそこに10の入り口がある洞窟が見えるだろう?あそこに行き、エヴォンの力に従って歩いていけば、自ずと道は開ける。」
「ありがとう、デュークモン。楽しみだから、俺は先にいくぜ!」
「あ、まてよセツ!俺は飛べないんだよぉ~!」
「おもしろそうね。私はもっと美しくなれるかしら。」
「どんな遊びがまってるんだぁ?」
「全部ぶちこわしてやる!」
「フン、私にできないことなど無い。」
「……いくか……」
「いこうか、オミクモン。」
「若き戦士達よ。期待しているぞ……」
かくして一行は進み出した。迷いの洞窟へ。
~第十一話終了~