いや、まぁ…題名の通りですよ
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「その辺でやめにしておけ……」
その声の主は、「おらぁワクワクしてきたぜぃ!」でおなじみの、
そして、「若さの秘訣かい?」でおなじみの
あの人の声だった…
「我が名はデュークモン。この世界を守護するロイヤルナイツの一人。お前達が争っている場合では無くなった。」
「どういうことだ…?」
サンドゥルモンが言った。
「お前達が何故、この世界で戦いあうか知っているか…?」
「いや、知らぬ。」
イフリモンが言った。
「この世界を作ったのはZEXといわれる。そして作られたこの世界を守るのは、我らロイヤルナイツの役目。ZEXは、お前達Z-プログラムを作り出し、我が君ZEXは、Z-プログラムの増加に伴う強大さを増していくことをおそれた…そこで、Z-プログラム同士を戦わせれば数が少なくなるだろうと予測した…。」
「しかし、俺たちは自分たちだけでは進化できない。人間の力を借りなければ…」
「昔は自分たちが覚醒したときに進化できたのだ。だが、今は人間の力を借りなくては進化できない。そして、ZEXはもう一つの作戦を実行する予定だ。そろそろ数も少なくなってきた頃合いだ…見計らっていたのだろう。このときを。」
「ZEXは何をしようとしているんだ!」
「そんなに怒鳴るな…我らロイヤルナイツも、普通のプログラムも、お前達も関係なく、全てを抹消し、初期化する…そこからまた作り直すというのが、ZEXの第二段階の作戦だ。」
「なんてことを…」
「お前はZEXの手下なんだろう?ならば、ZEXの居場所を教えてもらう!」
「無駄だ。お前達では私には勝てぬ……さらに言えば、このデュークモンも我が君がやろうとしていることがわからぬ…なぜ我らプログラム全てを初期化する必要があるのか…だから忠告に来たのだ。まずは究極体になる力をつけよ。話はそれからだ。」
「究極体になる力…?なんだ、それは。」
「お前達もわかっているだろう?エヴォンだ。個人のエヴォンがそのもの自身の心と反応したとき、プログラムの進化は行われる…つまり、お前達には、試練が必要なのだ。もちろん、プログラム達もな。」
「わかった。で、その試練とは?」
「飛べる者は空から見えるはずだ。あそこに10の入り口がある洞窟が見えるだろう?あそこに行き、エヴォンの力に従って歩いていけば、自ずと道は開ける。」
「ありがとう、デュークモン。楽しみだから、俺は先にいくぜ!」
「あ、まてよセツ!俺は飛べないんだよぉ~!」
「おもしろそうね。私はもっと美しくなれるかしら。」
「どんな遊びがまってるんだぁ?」
「全部ぶちこわしてやる!」
「フン、私にできないことなど無い。」
「……いくか……」
「いこうか、オミクモン。」
「若き戦士達よ。期待しているぞ……」
かくして一行は進み出した。迷いの洞窟へ。
~第十一話終了~
その声の主は、「おらぁワクワクしてきたぜぃ!」でおなじみの、
そして、「若さの秘訣かい?」でおなじみの
あの人の声だった…
「我が名はデュークモン。この世界を守護するロイヤルナイツの一人。お前達が争っている場合では無くなった。」
「どういうことだ…?」
サンドゥルモンが言った。
「お前達が何故、この世界で戦いあうか知っているか…?」
「いや、知らぬ。」
イフリモンが言った。
「この世界を作ったのはZEXといわれる。そして作られたこの世界を守るのは、我らロイヤルナイツの役目。ZEXは、お前達Z-プログラムを作り出し、我が君ZEXは、Z-プログラムの増加に伴う強大さを増していくことをおそれた…そこで、Z-プログラム同士を戦わせれば数が少なくなるだろうと予測した…。」
「しかし、俺たちは自分たちだけでは進化できない。人間の力を借りなければ…」
「昔は自分たちが覚醒したときに進化できたのだ。だが、今は人間の力を借りなくては進化できない。そして、ZEXはもう一つの作戦を実行する予定だ。そろそろ数も少なくなってきた頃合いだ…見計らっていたのだろう。このときを。」
「ZEXは何をしようとしているんだ!」
「そんなに怒鳴るな…我らロイヤルナイツも、普通のプログラムも、お前達も関係なく、全てを抹消し、初期化する…そこからまた作り直すというのが、ZEXの第二段階の作戦だ。」
「なんてことを…」
「お前はZEXの手下なんだろう?ならば、ZEXの居場所を教えてもらう!」
「無駄だ。お前達では私には勝てぬ……さらに言えば、このデュークモンも我が君がやろうとしていることがわからぬ…なぜ我らプログラム全てを初期化する必要があるのか…だから忠告に来たのだ。まずは究極体になる力をつけよ。話はそれからだ。」
「究極体になる力…?なんだ、それは。」
「お前達もわかっているだろう?エヴォンだ。個人のエヴォンがそのもの自身の心と反応したとき、プログラムの進化は行われる…つまり、お前達には、試練が必要なのだ。もちろん、プログラム達もな。」
「わかった。で、その試練とは?」
「飛べる者は空から見えるはずだ。あそこに10の入り口がある洞窟が見えるだろう?あそこに行き、エヴォンの力に従って歩いていけば、自ずと道は開ける。」
「ありがとう、デュークモン。楽しみだから、俺は先にいくぜ!」
「あ、まてよセツ!俺は飛べないんだよぉ~!」
「おもしろそうね。私はもっと美しくなれるかしら。」
「どんな遊びがまってるんだぁ?」
「全部ぶちこわしてやる!」
「フン、私にできないことなど無い。」
「……いくか……」
「いこうか、オミクモン。」
「若き戦士達よ。期待しているぞ……」
かくして一行は進み出した。迷いの洞窟へ。
~第十一話終了~
寿限無なのは気にせずに。
さてさて、やっぱりデュークモンかよって人もいるでしょう。
ZEX=イグドラシルと考えていいです。
「デュークモン」
まぁそのまんま。プログラム達を助けるような活躍。
後に自身も戦う予定。
今回のは長かったけど書いてて楽しかったからいいかな☆
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