いや、まぁ…題名の通りですよ
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三時限目開始のチャイムが鳴る。残り三人の能力を見せてもらう時間になった。
「始めるぞ。まずは田村由美。」
「はい。」
相葉が呼ぶと同時に、ペンダントをつけ、髪の毛がハネている女の子が出てくる。
「私の能力は…っと。」
そういって、彼女はペンダントから青い光を出した。
彼女の能力は、弓を使う様である。
彼女は、練習台に向かって6本の弓矢を発射した。それぞれ光があったが、光の色が違った。
「属性を6つ全て使えるのか。すごいな。」
「ありがとうございます、先生。」
田村は礼をした。
「次、源美月。」
「はーい。」
眠そうにしている女の子だ。だが、性格は明るそうである。髪の毛はヘアピンで一ヶ所をまとめている。
「ふぅ…」
彼女はため息を一つつくと、天井の明かりから黄色い光を出した。
すると、彼女の前に、精霊のような物ができあがっていた。
「光を媒体にしているのか。」
そう相葉が聞くと、源は、
「です。まぁ、暗いところでは使えませんし、私自身この子の能力を完璧に理解しているわけではありません。」
と、少し笑い気味に言った。
「最後、加藤元基。」
「ういーっす。」
いかにもだるそうな男の子が出てきた。
彼は何も言わず、耳についているイヤリングから、青い光を出した。
すると、彼の右腕に融合型のような物がつき、大きい斧が出てきた。
「こんな感じですかね。」
「ふむ、なるほどな。よし、この時間はみんなに属性について勉強してもらう。」
「属性……ですか?」
北山が言った。
「そうだ。まず、それぞれの能力を発動してみろ。」
全員が能力を発動させた。
「そうして、強い力を込めろ。そうすれば自ずと属性はわかるはずだ。」
白井と水戸は、青色の光に体を覆われた。
同じく、明道と本田は緑色、
南谷と源は白、
北山は赤、
加藤は黄色、
町田は黒、
そして田村は虹色である。
「よくわかるだろう。青色は水属性、緑色は風属性、白は光属性、赤は火属性、黄色は雷属性、黒は闇属性、虹色は全て…ということだ。無論、全てではないが複数の属性を持つ者も存在する。その場合は混合色になる。光と水なら水色…という様にな。」
「へぇー」
明道が多大な関心を示す。
「そして、属性にも相性がある。火は風に、風は雷に、雷は水に、水は火に、それぞれ強い。対して、風は火に、火は水に、水は雷に、雷は風にそれぞれ弱くなる。光と闇はお互いに強くもあり弱くもある。」
「なんか…拍子抜けね。水属性ってそのまんまじゃない。私の能力。」
水戸が言った。
「火か~なんか強そうだな!気に入ったぜ。」
と、北山。
「全ての属性が使えるって便利だね。」
「そ、そうかな…」
源と田村。
「各々が精進すれば、きっと良い結果が生まれるはず。よし、教室に戻るぞ。」
相葉が言った。
A組の十人は教室に戻った。
「始めるぞ。まずは田村由美。」
「はい。」
相葉が呼ぶと同時に、ペンダントをつけ、髪の毛がハネている女の子が出てくる。
「私の能力は…っと。」
そういって、彼女はペンダントから青い光を出した。
彼女の能力は、弓を使う様である。
彼女は、練習台に向かって6本の弓矢を発射した。それぞれ光があったが、光の色が違った。
「属性を6つ全て使えるのか。すごいな。」
「ありがとうございます、先生。」
田村は礼をした。
「次、源美月。」
「はーい。」
眠そうにしている女の子だ。だが、性格は明るそうである。髪の毛はヘアピンで一ヶ所をまとめている。
「ふぅ…」
彼女はため息を一つつくと、天井の明かりから黄色い光を出した。
すると、彼女の前に、精霊のような物ができあがっていた。
「光を媒体にしているのか。」
そう相葉が聞くと、源は、
「です。まぁ、暗いところでは使えませんし、私自身この子の能力を完璧に理解しているわけではありません。」
と、少し笑い気味に言った。
「最後、加藤元基。」
「ういーっす。」
いかにもだるそうな男の子が出てきた。
彼は何も言わず、耳についているイヤリングから、青い光を出した。
すると、彼の右腕に融合型のような物がつき、大きい斧が出てきた。
「こんな感じですかね。」
「ふむ、なるほどな。よし、この時間はみんなに属性について勉強してもらう。」
「属性……ですか?」
北山が言った。
「そうだ。まず、それぞれの能力を発動してみろ。」
全員が能力を発動させた。
「そうして、強い力を込めろ。そうすれば自ずと属性はわかるはずだ。」
白井と水戸は、青色の光に体を覆われた。
同じく、明道と本田は緑色、
南谷と源は白、
北山は赤、
加藤は黄色、
町田は黒、
そして田村は虹色である。
「よくわかるだろう。青色は水属性、緑色は風属性、白は光属性、赤は火属性、黄色は雷属性、黒は闇属性、虹色は全て…ということだ。無論、全てではないが複数の属性を持つ者も存在する。その場合は混合色になる。光と水なら水色…という様にな。」
「へぇー」
明道が多大な関心を示す。
「そして、属性にも相性がある。火は風に、風は雷に、雷は水に、水は火に、それぞれ強い。対して、風は火に、火は水に、水は雷に、雷は風にそれぞれ弱くなる。光と闇はお互いに強くもあり弱くもある。」
「なんか…拍子抜けね。水属性ってそのまんまじゃない。私の能力。」
水戸が言った。
「火か~なんか強そうだな!気に入ったぜ。」
と、北山。
「全ての属性が使えるって便利だね。」
「そ、そうかな…」
源と田村。
「各々が精進すれば、きっと良い結果が生まれるはず。よし、教室に戻るぞ。」
相葉が言った。
A組の十人は教室に戻った。