いや、まぁ…題名の通りですよ
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いろんな人がいる。
いろんな事が起こる。
その中で芽生える、友情や愛。
それらは全て、いずれは消えてしまうものなのだろうか。
二人の拳の衝突で、衝撃が大地を揺らす。
水戸愛は北山健人の手助けをしようと駆け寄ったが、北山はこう言った。
「こいつは俺だけでやらせてくれ。久々に強い相手だ、これが終わったら後でコーヒー飲もうぜ。」
と。
「お前なかなかやるじゃないかあ!名前はなんていう!?」
「他人に名前を聞くときは、自分から名乗るのが筋ってもんだ。」
「ハッハッハ!すまなかった。俺はゲンキってんだ!」
「聞いたことのある名前だ…全く気にくわねえな。俺はケントだ。」
「そうか!じゃあいくぜケント!」
二人の拳がまた衝突する。
「やっぱ漢は拳を交えなきゃいけねえ!だが、お前はせいぜいAの下級!Aの中級である俺には敵わねえ!」
「誰がそんなこと決めたよ。」
「俺だ!!!」
「ハッ、そうかい。」
わずかだが、ゲンキが競り勝った。
その光景をみて、水戸は思った。
「健人……大丈夫かなぁ?不安になってきたよ…」
健人は水戸に対して、『心配すんな』という顔で見る。
だが、健人が劣勢なのは明らかである。
「お前が俺に勝てなきゃあそこにいる女を、車ごとやってもいいんだぜえ?!」
「誰が……させるか……」
「あん!?」
「誰が……お前の思い通りに……させるかっていってんだよ!!!!!!!!!」
健人の拳から、体から、まばゆいまでの赤い光が放たれる。
「…これって…?」
「な、なんだ!?」
光の中で、健人は思う。
「そうだ。忘れていた……俺の力は、ただ自分のために振るんじゃない。誰かを傷つけようとする奴らから、傷つけられる人を、守るためにある!!!」
―サンクリー内、フォース・サーチャー―
【Sクラス能力者、出現。今までにない人物。】
「これは…」
「………」
――
輝きが終わった後、そこには全身がアビリティ・フォースの力によって装甲されている、健人の姿があった。
「…健人…なの…?」
健人は、水戸の方に振り向き、軽く笑みをこぼす。
「フン、どうなったかは知らないが、俺を倒せると思うなよ!」
「いいからさっさと来い。」
「フッ……死ねええええ!!!!!!!」
健人の両手の甲についている十字架から、光が放たれる。
それは光というより、オーラと呼んだ方が正しい感じのするものであった。
それは彼の腕を包み込み、神々しい光を与える。
ゲンキの拳は健人の背中の尻尾によって弾かれ、
健人はそこに一撃をたたき込む。
ゲンキの体は何メートルかわからないほどに飛び、岩に当たって上にとばされ、やっと止まった。
健人は勝利した。
だが、健人は能力を解いた瞬間に倒れてしまった。
「健人!!!」
水戸が駆け寄る。
「健人、健人、健人!!」
呼びかけるが、返事がない。
とりあえず、水戸は自身の能力を使って、泡状のバリアを作り出し、その中に健人を入れた。
「これで…少しは治癒するはず。あとは…サンクリーに戻って、健人次第…」
いろんな事が起こる。
その中で芽生える、友情や愛。
それらは全て、いずれは消えてしまうものなのだろうか。
二人の拳の衝突で、衝撃が大地を揺らす。
水戸愛は北山健人の手助けをしようと駆け寄ったが、北山はこう言った。
「こいつは俺だけでやらせてくれ。久々に強い相手だ、これが終わったら後でコーヒー飲もうぜ。」
と。
「お前なかなかやるじゃないかあ!名前はなんていう!?」
「他人に名前を聞くときは、自分から名乗るのが筋ってもんだ。」
「ハッハッハ!すまなかった。俺はゲンキってんだ!」
「聞いたことのある名前だ…全く気にくわねえな。俺はケントだ。」
「そうか!じゃあいくぜケント!」
二人の拳がまた衝突する。
「やっぱ漢は拳を交えなきゃいけねえ!だが、お前はせいぜいAの下級!Aの中級である俺には敵わねえ!」
「誰がそんなこと決めたよ。」
「俺だ!!!」
「ハッ、そうかい。」
わずかだが、ゲンキが競り勝った。
その光景をみて、水戸は思った。
「健人……大丈夫かなぁ?不安になってきたよ…」
健人は水戸に対して、『心配すんな』という顔で見る。
だが、健人が劣勢なのは明らかである。
「お前が俺に勝てなきゃあそこにいる女を、車ごとやってもいいんだぜえ?!」
「誰が……させるか……」
「あん!?」
「誰が……お前の思い通りに……させるかっていってんだよ!!!!!!!!!」
健人の拳から、体から、まばゆいまでの赤い光が放たれる。
「…これって…?」
「な、なんだ!?」
光の中で、健人は思う。
「そうだ。忘れていた……俺の力は、ただ自分のために振るんじゃない。誰かを傷つけようとする奴らから、傷つけられる人を、守るためにある!!!」
―サンクリー内、フォース・サーチャー―
【Sクラス能力者、出現。今までにない人物。】
「これは…」
「………」
――
輝きが終わった後、そこには全身がアビリティ・フォースの力によって装甲されている、健人の姿があった。
「…健人…なの…?」
健人は、水戸の方に振り向き、軽く笑みをこぼす。
「フン、どうなったかは知らないが、俺を倒せると思うなよ!」
「いいからさっさと来い。」
「フッ……死ねええええ!!!!!!!」
健人の両手の甲についている十字架から、光が放たれる。
それは光というより、オーラと呼んだ方が正しい感じのするものであった。
それは彼の腕を包み込み、神々しい光を与える。
ゲンキの拳は健人の背中の尻尾によって弾かれ、
健人はそこに一撃をたたき込む。
ゲンキの体は何メートルかわからないほどに飛び、岩に当たって上にとばされ、やっと止まった。
健人は勝利した。
だが、健人は能力を解いた瞬間に倒れてしまった。
「健人!!!」
水戸が駆け寄る。
「健人、健人、健人!!」
呼びかけるが、返事がない。
とりあえず、水戸は自身の能力を使って、泡状のバリアを作り出し、その中に健人を入れた。
「これで…少しは治癒するはず。あとは…サンクリーに戻って、健人次第…」
あ、うん。
健人覚醒。
でも、なんか最初に水戸の死亡フラグたててる俺。
何やってんだ俺……
健人覚醒。
でも、なんか最初に水戸の死亡フラグたててる俺。
何やってんだ俺……
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